日本の町らしい町


古くからの職人長屋は各地に残されていますが・・・


細い露路のかすかに陽があたるネコの額みたいななところにちょぽちょぽと草をうえたり、ようやく陽があたる2階の窓から物干しざおをつき出して洗濯物がいつでもヒラヒラとしています。


伏見の酒づくりの街は、その生産力をベースに古くから成立した、日本ではめずらしい町らしい町です。


この町は道を歩いても人っこ一人いない町で、長い板張り塀が、えんえんとつづき・・・


仕事場からもれてくるかすかな物音と新酒のかおりとが町の構造をつたえてくれます。


あちこちに残される水路と船付き場と無機質なコンクリートの電柱だけが外部の数少ない要素です。


川越の蔵づくりの商店は、がっしりとした店とのれんと商品とがきっぱりとしたファサードをつくり出し、どちらかというと雑然とした町にアクセントを与えています。


この辺りにも少しずつ注文住宅が増え始めていますね。


火災の反省から明治時代につくられた蔵店は今日でもみごとに機能しており、実数は少ないのですが・・・


近くの形のめずらしい鐘つきの塔と名物だんごと喜多院の境内とが町全体のイメージをかもしだしています。


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